上司がいつも嫌味を言ってくる…。マウントばかり取ってくる友人にうんざり…。
そんな時、あなたならどう対処しますか?
人の気持ちに敏感な人ほど、「言い返すと相手を不快な気持ちにさせてしまうかも」と考えて、何も言えなくなってしまうのではないでしょうか。
今回は、そんな悩めるあなたにおすすめしたい、「戦略的コミュニケーション術」が学べる一冊をご紹介します。
『エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術』
こちらの著者は、脳科学者の中野信子先生です。
「ホンマでっか!?TV」に出演する評論家として、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
ある日、電車の広告でこちらの本を見つけて、上品なのに鋭いタイトルに惹かれました。
「上品な物言いで、言いたいことを言えるようになったらいいな」という願いも込めて、購入してみました。
「あいまいさ」こそが強力な武器になる
ストレートに物を言うのが苦手な私は、この本を読んで「白黒ハッキリさせるだけが正解ではない」という考え方に救われた気持ちがしました。
俗に言う「繊細さん」こそ、この本で紹介されているような京都人の「イケズ」の意味を理解したり、活用できる気がします。
実例やQ&Aなど、実用的な内容もたくさん盛り込まれているので、「こういう場面あるある~!」と共感しながら読める方も多いのではないでしょうか。
人間関係に悩むあなたにおすすめの一冊
職場や友人、ご近所などの人間関係で悩みを抱えている方には、心が救われるようなヒントが書かれている一冊です。
分かる人にだけ分かればいいと思えるだけで、心が軽くなると思うので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
私も、関係が悪化しない程度に実践してみようと思っています。笑
ではまた。
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